Column.014 天地既愛酒 愛酒不愧天
海外の活動は、「歓迎=飲め食え」って多いですよね。インド以外。 その時は「もう二度と飲みたくない!」と思っても、今となっては「また飲んでみたいなぁ」と思えることもある?お酒たちを紹介します。 ラオラオ ラオスの酒でラオ=酒、ラーオ=ラオスという意味のソウル焼酎。どうやらもち米を使った蒸留酒のようで、超強い。店で売ってるのでも50度くらいあったかと。自家製に至っては、火がつくんじゃね?
メコン
タイウイスキーでこちらも原料は米。だからウイスキーじゃないってことか?個人的にはラム酒みたいな甘い味わいが癖になるというか、タイしゃぶ鍋の辛さに対抗するベストパートナーというか。
チャミスル
ソジュジュセヨ!で韓国隊の代名詞となったソジュ=焼酎。日本でも「眞露」という韓国焼酎が結構売っていますが、眞露は酒造会社の会社名でもあり、ここのチャミスルという銘柄が一番量飲んだかな。
チンギスハーン
モンゴルのウォッカ。夏の活動でしたが夜は大変寒く、この強い酒と肉で寒さをしのいでたら、そりゃぁ横綱も生まれてくるわなぁと。
馬乳酒 ゲルのおっちゃんとモンゴル式じゃんけん(十種類の手があり勝敗を決める)。ルールもままならず丼で一気。アルコール度数はほとんどないが、飲んだ量がね・・・。貴重なミネラル源なんだとか。
※写真はイメージです。
金州特曲
遼寧省大連市の白酒。IVUSA史に残る酒バトルの主役。彼のおかげで「わき毛剃れ」「お前らは弟と妹だぁ」の迷言を誕生させた。
西鳳酒
陝西省の白酒。彼とは川中島の戦いくらい何度も矛を交えた。なぜか西安で飲むとうまいが、潼関や華陰では苦戦した。戦友であり好敵手ともいえる酒であった。
凌川白酒
遼寧省錦州市の白酒。雪がちらつく中、建平の共青団書記と深夜の街を徘徊した潤滑油。なぜかつまみにケーキが出てきた・・・。
寧城老窖
内蒙古自治区の白酒。楽曲が終わるまで飲み続けるというとんでもない儀礼の供物。羊肉との相性はばっちりだったが、翌朝の体調はさっぱりだった。
どの酒も、冷やしたり、ロックや水割り、常温でちびりちびりとやれば、それぞれ味があるんだろうに・・・。 飲み方と量の問題だろうけどね。 「『天地既に酒を愛す 酒を愛するは天に愧じず』ですね。李白老師。」