Column.034 綺麗な文字の書き方Part① 〜平仮名〜
こんにちは。事務局の金子です。
私のコラムは、前回に引き続き「文字」にスポットを当てたコラムで進めて行こうと思います。
前回は、慌てて電車の中で文字を書いていたので、かなり下手くそですが
今回は机で書いたので、少しはマシだと思います。
今回からは、綺麗な文字の書き方のコツについて、少しご紹介できればと思います。
【書き方編 Part① 〜平仮名〜】・・・今回(第3回)
【書き方編 Part② 〜カタカナ〜】・・・次回(第4回)
【書き方編 Part③ 〜漢字〜】・・・次次回(第5回)
【書き方編 Part④ 〜文章〜】・・・次次次回(第6回)の予定です。
【書き方編 Part① 〜平仮名〜】
ひらがなは、みなさん幼稚園や小学校の頃から何度も、何度も書き続けてきた文字ですね。
文明が進歩して文字を書く機会が減り
「あれ、あの漢字どんなんやっけ??」
と漢字がすぐに出てこなかったり、忘れてしまうことはあっても
「あれ、ひらがな、どうやって書くんやっけ?」
そのくらい、皆さんに馴染み深い「ひらがな」という文字
前提として、どの文字にも共通する大切な決まりごとは
「止め」「はね」「はらい」をしっかりと書くことです。
ちなみに、文字ではなく
「一(いち・横線)」「レ」「螺旋(ぐるぐるぐるとバネみたいなものを書く)」
を書く練習をするだけでも字は綺麗になると何かのテレビ番組でみました。
そうすることで「止め」「はね」「はらい」「流れ」などの基本的な動作を身体に覚えさすことができるため、綺麗に書けるようになるのだと思います。
それはそれとして・・・何種類かの文字の構造を見ていきましょう。
●「さ」「き」
①交差する横線は左側を長くする(赤◯)
②最後の一画は、「一画目の始点とほぼ同じ位置」かつ「縦線の終点よりやや下側」から書き始める(青線・青◯)
●「ね」「は」「ほ」
①縦線の終点の位置より「◯」一つ分くらいの間隔をあける(青線・青◯)
●「は」「ほ」「ま」
①横線は左が長くなる(赤◯)
②最後は少し下に下げる(青文字)
●「ね」「わ」「れ」
①縦線に対して左側が長く、右側は気持ち少し出す程度(赤◯)
②縦線の終点より下に行かない(青線)
「左を長く書く」ということは、今回取り上げた文字に共通する特徴です。
実は、ひらがなに限らず、カタカナ、漢字共に縦線、横線が交差する箇所ではほとんど場合が同じ
「左側を長くする」という特徴があるように思います。(経験的・感覚的に・・・)
その例については、次回改めてご紹介したいと思います。
文字の構造を分析し、理解することが綺麗に書くための一番のコツであり
文字について面白く捉えるコツなのではないかと個人的には思っています。
次回は、文字シリーズ【書き方編 Part② 〜カタカナ〜】をご紹介したいと思います。
何か、綺麗に書きたい文字のリクエストがありましたら、どこかで会った時に教えてください。