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Column.032 ダイエットの話

お久しぶりです。

事務局の佐藤です。

私事ですが、今年の5月にこれまでの人生で最高の体重85キロを記録しまして、報告会に来てくれた卒業生に会うたびに「太りましたね」と言われました。

そのまま目指せ100キロという道もあったのですが、さすがにやばいと思い立ち、一念発起しダイエットを続け、先日75キロまで落とすことができました。

それでも標準体重余裕でオーバーしているので、あと10キロは減量をしたいと思っています。

さて、皆さん夏は色々楽しめましたでしょうか。

時期的に夏は薄着になることが多いので皆さんスタイルには気を使っていたと思いますが、これから秋、冬となるにつれて厚着になっていくのでスタイルをごまかすのも簡単になり、美味しい食べ物も増えてついつい増量してしまいがちですよね。

来年の春ごろに食べ過ぎを後悔してダイエットを始める人たちも出てくるかもしれませんので、そんな人たち向けに今回はやってはいけないダイエットを紹介していきたいと思います。

■極端なカロリー制限

体重を減らそうと思ったら当然、消費カロリーが摂取カロリーを上回らないと痩せないのですが、あまり極端にカロリー制限をしてしまうと体脂肪をエネルギーとして消費する前に筋肉が衰えてしまいます。

筋肉が落ちてしまうと基礎代謝も減って、さらに痩せにくい体になるという負のスパイラルに陥りますし、体もカロリーをできるだけ使わない休眠状態の様になってしまいます。

また、カロリーを気にしすぎるあまり、ちゃんとしたご飯を食べないでいると肌や髪質にも影響が出てきますので、女性の皆さんは特に注意してください。

摂取カロリーを減らす場合は1日の消費カロリーからマイナス500~700キロカロリーを目安に減らしましょう。

詳しくはこちらのサイトが参考になります。

■糖質ゼロダイエット

ダイエットについて調べたことがある人は糖質制限という言葉を聞いたことがあると思います。

簡単に言うとエネルギーの素となる炭水化物(ごはん、パン、パスタ等)を減らすというダイエットです。

こちらもちゃんとした知識を持たずに、糖質を全く取らないという生活をしてしまうと体内にケトン体という物質が増えてしまい、体臭や口臭がきつくなる可能性があるので注意しましょう。

ちなみに私も一度やってみようと思いましたが、どうしても仕事終わりのビールをやめることができず断念しました。

ただ、摂取カロリーを抑えるのに糖質を減らすのは間違いではないので、毎食の炭水化物の量を3分の2にしてみる、夕食ではお米は食べないなどの緩やかな糖質制限はOKです。

■体重を気にしすぎる

ダイエットしているときに体重を気にするなというと矛盾しているように聞こえますが、人間の体重は結構簡単に増減します。

500mlのお茶を飲んだら、体重も500g増えるのです(当たり前ですが)。

ただそれは脂肪が増えたわけではなく水分が増えただけで、いずれ汗や尿で体外に排出されるので誤差のようなものです。

事務局の高井さんはプラスマイナス5キロは誤差と豪語しています。

ダイエットで重要なことは「体重」を減らすことではなく「体脂肪」を減らすことです。

一般的に1キロの体脂肪を減らすには7,200キロカロリーの消費が必要と言われています。

前述の700キロカロリーを抑える生活を続けても10日はかかる計算になります。

このように体脂肪を減らすには比較的長いスパンで見る必要があるので、1日2日の短期的な増減を気にしすぎるのは精神的にもよろしくないのでやめておきましょう。

■やっぱり最後は運動

食事管理だけでダイエットを続けていると、どんなにうまくカロリーコントロールをしてもどうしても筋肉も一緒に落ちてしまいます。

最初に書いたように筋肉が落ちてしまうと基礎代謝も減ってしまうので、食事管理だけのダイエットでは限界があります。

なのでダイエットを行うならやはり運動も一緒に行うべきです。

カロリー消費目的ならランニング・ウォーキングといった有酸素運動がいいですが、スタイルアップ、体形改善には筋トレが重要です。

女性の皆さんには筋トレと聞くと「あまり筋肉質な体になりたく無い」といった抵抗感がある人もいるかもしれませんが、適切に行うことで筋肉をあまり大きくせずプロポーションを綺麗にすることができます。

自宅でできる筋トレとしてはスクワットが一番カロリー消費効率がいいですし、美脚引き締め効果もありますので、ぜひ行ってみてください。

■本気で痩せたい人へ

最後に。

「本気で痩せたい」

そう思っている人へ。

今すぐ外に出て1時間走ってきてください。

走るのがつらいなら歩いてきてください。

雨が降っているならスクワットをしてください。

Do it!!(それをやれ)


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