Column.001 21期卒 村田 尭弘
- ivusa-office
- 2017年4月6日
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【プロフィール】
立命館大学法学部に入学後、「植林活動に参加したい」という思いで2010年に入会。あまり積極的とは言えない1年間を過ごしたあと東日本大震災に遭遇。何気ない日々のありがたさを痛感。悔いの残らない学生生活を送ることを決意し、以後さまざまな活動に対して前向きに取り組むようになる。2014年3月卒業。

【2013年10月に実施した中国緑化プロジェクトでの写真。緊迫する国際情勢の中、活動日の3週間前に現地カウンターパートからの受入可能連絡が来て、ドタバタの活動でした。】
<主な活動履歴>
中国黄土高原緑化活動3回(うち中国10次隊 隊長)、災害救援活動参加15回、2012年度京都衣笠クラブ役員、2013年度同クラブ長、その他細々と活動

【2012年7月に発生した京都市北区衣笠開キ町豪雨水害救援活動の様子。テスト期間の真っ只中、学生たちでローテを組み、約2週間継続して活動を行いました。】
現在は株式会社日比谷アメニスという造園会社で仕事しています。詳細はリンクをご覧ください。↓就活生はぜひ見てね!☆
私は入社以来、都立公園の管理業務を任せていただいています。具体的には陸上競技場での大会打ち合わせや予約の調整、役所への書類提出や監査の対応、契約スタッフさんたちの雇用管理からおじいちゃんの話し相手まで、それはもう様々な業務をこなしています。
「規制緩和」「民営化」って言葉、皆さんも耳にしたことありますよね。小泉元総理大臣が掲げた「小さな政府」政策の一環として2003年頃から法整備が進み、2012年時点でおよそ7万の公共施設が民間企業によって運営されています。あくまで外面は公共施設なので、企業名は表に出ませんが、皆さんがよく使うあの施設や公園は、実は指定管理者が運営していたということも。
とは言っても、いきなり公共施設を民間団体が管理するとなると、「これまでの雇用はどうなる」とか、「民間に任せて安定運営ガー」などと反対の声が上がりそうなので、各行政機関ともに外郭団体を設立し、「行政機関とは独立した機関が管理しているよ」という形にして指定管理者制度を運用できている風に見せているわけです。政治の質は国民の質とはよく言ったものですね。
こうした団体と競合して、各自治体にプレゼンし、関東圏を中心に現在70以上の指定管理をご指定いただくようになりました。これは民間企業の中では最大規模であり、今後も増えていくことでしょう。
さらに昨年末ごろから公共施設内における民間事業者の参入を促すよう法整備を行うなど、今かなりアツい動きを見せております。なにがアツいかというと、IVUSAが活躍するチャンスが増えてきたんじゃないかと思っているからですよ!
指定管理者事業の目的の一つとして「民間活力」が挙げられます。つまり民間団体がもつノウハウやつながりを活用して、より良い管理運営にすることが求められているのです。この民間活力にこそ、弊社やIVUSAの皆さまが活躍するチャンスがあると、私は考えています。
実は私、2017年の夏にIVUSAと弊社指定管理者で協働して活動を行おうと画策しております。場所は都内の都立公園。活動概要はズバリ、有害外来植物の駆除です!!(どこかで聞いたことあるなこれ)ワルナスビって覚えていてください!ワルナスビ!ワルナスビ!
公共施設は様々な法律や条令で利用者の快適な利用環境を守っています。しかし、時にはその法令が枷となり、利用者の安全を脅かす場合もあります。そんな時に、柔軟かつスピーディーに動くことのできる弊社グループやIVUSAの力が、これからますます必要になってくるでしょう。ぜひ皆さんの力をお貸しください!詳細は後日!
以上、軽い宣伝でした~。

【2014年(入社1年目)に実施した(株)キリンビバレッジ様との共同サッカー教室イベントの写真。元日本代表の名良橋晃選手を講師に迎えました。】
【学生へのメッセージ】
悔いのない学生生活を過ごしてください。
ご自身が納得のいく決断をするために、時には“断つ”ということが重要になってきます。“決めて断つ”と書いて決断です。どのような道を進んだとしても、私は皆さんの決断を応援します。だから皆さんも、自ら決めて断った道をふり返ることなく、自ら進むと決めた道が「正しかった」と胸を張って言い切れるよう、悔いのない学生生活を過ごしてください。