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社会で活躍しているIVUSAのOB・OGによるコラムです。
テーマや内容はアットランダム。
バトンが途切れるまで続きます。

Column.027 20期卒 小谷 祐樹


1,まずは、僕の事を知ってください(パーソナリティ)

広島焼き?もみじ饅頭?いいえ、川通り餅です。

 IVUSA20期OBで、法政多摩クラブ長だった、広島県生まれの28歳ひとりっ子、自他共に認める甘党です。

八王子が大好きで、地元のお祭りには毎年全力投球でした。

よさこいは、心が通じる感じがして最後まで大好きでした。

 広島のお土産グルメは「もみじ饅頭」しか知らないそこのあなた、「川通り餅」も是非、お試しあれ。求肥とくるみが、「もちっ。もちっ。かりっ。」美味しいですよ!

 本当は秘密にしたい、銘菓「川通り餅」の詳細はこちら↓↓↓(製造元:(株)亀屋 公式HP)

 今はタカラレーベンという不動産ディベロッパーでマーケティング業務に携わっています。

2.ひとつ挙げよと言われれば…。(印象に残った場面)

すぐに駆けつける。それがIVUSAの魅力です。

 今でも感触として体に刻まれているが、十日町の「雪原カーニバル」が急遽3.11に見舞われて災害復興にコンバートしたときのことです。

 初日の夜、突然激しい揺れに襲われて、周りに急かされるまま避難しましたが、空中廊下が崩れたり、地割れが走っていたりと、とにかく怖かったです。

 そんな中で事務局の恭介さんが発した「動ける奴は動こう」って言葉が、今でも耳に焼き付いていますねー。みんなで瓦礫撤去をしながら、「すぐ行動できる」のがIVUSAの良さだなと体感したのを覚えています。

3.命の恩人にだって、出会うかもしれない(学生の皆さんへ)

共に困難を乗り越え時間を重ね、出会いを育んでください。それがあなたを守ります。

 僕は2年前、IVUSAで知り合った友人たちに命を救われました。

 当時は朝5時30分まで仕事、お風呂を入りに家に帰って、朝6時30分には再び出社する、「仕事→お風呂→仕事→お風呂→仕事…(以下省略)」という環境で、何のために働いているのか分からなくなっていました。

 (会社の名誉のために弁解しますが、今のタカラレーベンはとても良い会社です 笑)

 四国の子会社へ一人で出向してすり減り切っていた僕の所へ、誘い合わせてわざわざ遊びに来てくれました。

 食べきれないくらいのナポリタンにチャレンジしたり、着物で街を散策したりと、やってることはよくある旅行の風景でしたが、仕事を離れて学生時代からの友人と笑っていると、IVUSA在籍当時の思い出が一緒に蘇ってきて、例えばクラブイベントや合宿等で、どんなクラブにしたいか?将来どうなりたいか?等を夜通し話し合いをしたなんて小さな出来事も含め、当時積み重ねた時間や共有した体験が厚みとなって連なって、僕を支えてくれている感覚を抱きました。

 とはいえ、どこ行く?とか、何食べる?とかは全部任されてしまっていたので、お出かけの前日までは余計に忙しくなりましたが(笑)

 他にも、「一緒に青森でカフェやろう」とメッセージをくれた同期の橋本雄大くんの言葉が印象的でしたね。逃げ道をもらったような気がして、とても勇気付けられました。

 IVUSA在籍当時はお互い大嫌いで、卒業前後から一転して仲良くさせてもらうようになった経緯もあって、彼からの一言は本当に効きました。

 こうした他にも、励ましのメッセージをたくさん頂いて、踏み留まることができました。

 あの一日が無ければ、こうしてOBコラムに登場する事も叶わなかったでしょう。

 本州の土を踏む事もなかったでしょう。家族と再開することもなかったでしょう。

 最後の最後に助けてくれるのは、友人です。

 損得勘定抜きに、僕のために時間やお金を使うことを厭わない、本物の友人です。

 「何をいまさら」という声が聞こえてきそうですが、IVUSAの活動に困難が多いからこそ、一生モノの絆を1本でも多く結ぶチャンスを、皆さんは持っています。

3人(実は、もう1人来ようとしてくれていました。)には、いくら感謝しても足りません。

 スキルアップなんて、大人になってからいくらでも出来ます。

 今皆さんに必要なのは、皆さん自身を守ってくれる本物の友人を一人でも多く作ることです。

 IVUSAの活動をうまく使って、人と時間を重ねる努力を怠らないで下さい。

 夜通し語り尽くしたり、喧嘩して仲直りしたり、泣きながら抱き合ったり。

 そんな熱い時間を過ごせるのは、学生の特権ですよ。

 自分と向き合って、友人と向き合って、社会と向き合って。

 皆様の未来が、幸多きものになる事を心よりお祈り申し上げます。


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