Column.026 21期卒 平山 光輝
- ivusa-office
- 2019年5月21日
- 読了時間: 4分

【プロフィール】
平山光輝(みつき)
IVUSA21期
1991年生まれ
神奈川県横浜市出身
神奈川大学工学部建築学科卒業
主なIVUSAの活動
・栃尾(13回)
・沖縄遺骨収集活動(1次隊、2次隊 )
・九十九里(4回)
・災害救援(東日本、西伊豆等)
・雪原カーニバル
・神奈川クラブ役員経験
・栃尾のサブリーダー、リーダー経験
大学卒業してから
2014年4月:埼玉のハウスメーカーの現場監督として就職(1ヶ月休みない、振休・代休・休日出勤手当なし、6~23時勤務、残業代は1日2時間分というドブラック企業を10ヶ月で退社)
2015年:自由が丘の建築設備の設計職に転職(比較的ホワイト企業)
2017年:一級建築士取得
2018年:町田の指定確認検査機関(建築の法律のお仕事)に転職(今現在まで)
【IVUSAに入った理由】
父親が消防士、母親がヘルパーという「人のために何かする仕事」に就いていて漠然と憧れがあり、5歳からやっていた剣道では「社会のために、人のために役立つ人になりなさい」と教えられ続けて、結果としてボランティアが好きな人間になりました(笑)
小中学生時に少しボランティア活動してて、高校では全くやらなくなりましたが、大学受験のストレスの中で、純粋に大学でやりたいことで思いついたのがボランティアでした!
IVUSAに入ったきっかけはボランティアサークルに入りたくて探していた所を一つ上の先輩(後のクラブ長)に勧誘されたことでした!
説明も丁寧でメリットとデメリットもきちんと説明してくれて、説明後に頂いたメールも綺麗な文章で、自分も来年こうなれたら良いなと思い入会。(来年どうなるかも知らず…)
純粋にボランティアがしたい気持ちでIVUSAに入りましたが、人数も多いので友だちを増やせる!あわよくば彼女が出来るのでは?!と不純な理由も入会理由です(笑)

九十九里には毎年参加してました!
【限界を作らない】
IVUSAに入った私はとにかく貪欲だったと思います。
ベースが理系オタクで話すのが苦手にも関わらず、とにかく色々な人に話かけて名前を覚えてもらったり、手伝えることがあれば全力で走って行ったり、1年時はいわゆるIVUSA内の意識高い系だったのかもしれません(笑)

有難いことに先輩方には未だに構って頂いてます(´∀`)
1年生の3月、雪原カーニバル1日目に東日本大震災が発生しました。
4月になり、2年生となった私は、「東北に行って何か出来ることをしたい気持ち」と「学生の本分である学業はちゃんとやりたい気持ち」との境で葛藤していました。
東北での活動は5~7日間、建築学科は単位数も多いので週6で学校行っており、また、それに伴う課題も多く東北へは夏休みまでは行けないと思ってました。
その事を当時のクラブ長に話したら、
「言い訳じゃない?」
の一言...
はい?(´・д・`)………………
はぁぁぁぁぁぁあ?( ゚д゚)
その一言でキレた私の対応は反抗ではなく、対抗でした(笑)
何を思ったのか、「やれることやって東北行ってやろう。どれだけ大変か見せつけてやる」という謎のモチベーション(笑)
問題は東北行っている間の授業と建築の課題でした。
神奈川大学の良かった所は、震災が起きてすぐ、ボランティア活動による授業の欠席は活動レポートを書くことで免除してもらえることでした!また、授業内容も友だちからノートを写させてもらえることになり、授業の方は解決しました!
一番の問題は建築の課題。
先生方を周り、課題を先にもらえないか、期限を延ばせないか交渉。
結論としては全て却下されてしまいました。
唯一の譲歩は、早く提出する事は認めることでした。
結論から言うと2週間近くかかる課題を約3日で終わらせました。
方法は、寝る時間を課題に当てる。つまり寝ない。
具体的には、昼間は学校、夕方からはバイト、深夜から朝まで課題、その後学校...
これを三晩(笑)
授業中も寝たりせず、むしろ寝たら負けだと思ってました。
そして、課題を提出し、死んだように寝て次の日の朝、東北に向かい1週間程活動してきました。
結果としてやりたいことを全て達成出来ました!(笑)
人間やりたいことのためなら多少(?)の無理はどうにかなるんだな、と実感しました(笑)
【学生の皆さんへ】
私は一昨年、一年間ほとんど遊ばずただただ勉強することで、仕事をしながら一級建築士を取得することができました。
自分で言うのもあれですが、とても難しい資格で30歳過ぎまではかかると思ってましたが、26歳になる歳に取れました(笑)
何か達成したいと思った時に大切なことは「自分で考えて行動すること」かなと思います。
自分で自分の能力や位置を見極めて、今必要なこと、これから必要なことを自分で考えて、行動を決めていかないといけないと思います。
また、私は何かを得るためには何かを失わない(使わない)と何も得られないと思ってます。
時間やお金、体力、場合によっては信頼。
ただ言えるのは、時間だけは放っておいてもどんどん無くなります。
この時間を勉強や遊び、IVUSAの活動、バイト、なんでも良いので有意義に使って欲しいと思います。
自分のことを一番に大切に出来るのは自分です。
自分を大切にして、有意義な学生生活を過ごしてください!
令和一発目に長文失礼致しました!

上の写真は4年生の時、最後の神大フェスタでのよさこいの写真。
先輩、同期、後輩に恵まれ、全力で走り抜けた4年間でした!