Column.011 16期卒 竹内 奈央
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- 2018年2月2日
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【プロフィール】 16期 竹内 奈央 (旧姓:橋本) 2006年 立命館大学政策科学部入学 2009年 立命館大学国際関係学部卒業(2回生で転部) 2009年 日本生命保険(相) 法職FC職で入社 2012年 法職リーダー 2015~16年 産休・育休 2017年 復帰・採用担当 (現在、第二子妊娠中) 大学時代以外は、ずっと名古屋在住です。
■IVUSAとの出会い 「どうせ海外行くなら、ただの観光よりも現地の人と話せる旅行がいい」 これがIVUSAに入った理由。ただ、私が学生だった13年前、関西のIVUSAメンバーは二人の学生しかおらずお世辞でも「団体」と言えるようなカタチはありませんでした。
しかも熱心に勧誘してくれたのは、イケメンなのに大学のクラスTシャツを私服としてこよなく愛する少し変わったH少年と、その背後にはドンとしてかなりの存在感を放つ純平さん。 怪しさMAXでしたが、 ・関東ではかなり大きな団体であり、関西支部からこれから拡大させていく(つもり) ・手広い領域でやってるので、旅行ついでのボランティアもできる(はず) の二点を二人に説得され、半ば逃げられない精神状態の中、入会を決めました。 そして、その年に、新潟中越沖地震が起きたのです。 初めての参加イベントでした。 仮設住宅の除雪作業をしました。本当に微力なことしかできませんでしたが、その地で懸命に生活する明るい住民の方々の姿を自分の目で見られたことが、大きな分岐点でした。(最終日に振る舞われた栃尾揚げがメチャメチャ美味しかった事も、実は同じくらい心揺さぶられました) それからは、関西の紅一点として、とにかくイベント等をできるよう学生数を増やす事に注力していきました。

当時、人いなさすぎたのが悔しくて悲しくて、一人泣きながらブースの長机をキャンパス内で持ち歩いたのが懐かしいです。一緒に移ってるのは、その長机泣きながら運んだ新歓の結果、加入してくれた後輩たちです。(前列左から3人目が私) ■IVUSA一番の思い出 正直、プロジェクトより、日々の業務や仕事の方が心に残っています。ほぼ毎日H少年宅に呼び出され、あらゆることをやらされましたた(内容は全っっったく覚えていません)。 終わりの見えない会議・学生管理・定例会の準備・よく分からない飲み会。 「楽しい」という思いより、「やらなくちゃ。仕事だから」という感覚です。 普通なら嫌気がさしたりしますが、不思議と辞めなかったのは、私にしっかりと役割が与えられていたので、どんなに仕事が下手でも必要としてくれてる仲間がいたからだと思います。H少年や、私たちの話を聞いて加入してくれた沢山の後輩。 特にH少年は、事あるごとに私に課題を出しました。勘違いかもしれませんが、「私を育成してくれてる」と思い、その上から目線に苛立った事もありますが、内心は嬉しかったです。 このように、私は生粋のMなので、全ての出来事や考える過程が(どんなにマイナスなことがあろうと)自分のためになってると思うと、やりがいを感じることができました。 この考えは社会人になった今でも、気持ちをコントロールする上でとても役立っています。 ここでひとつ。 数えきれない夜を二人だけで一緒に過ごしたH少年なのに、全く持って男女の関係にならなかったのは、今考えると不思議です。お互い、かなり異性の魅力が足りてなかったんだと思います。 ■現在の仕事 日本生命保険(相)に入社し、法人職域営業を3年間、その後6~9人の後輩を育成するチームリーダーを3年務め、産休・育休を取得後、今年度からは採用担当をしています。 営業・リーダー時代は、担当企業で働く社員の方々に生命保険のご案内・既契約のお客様へのフォローを行いました。 「熱心だね。竹内さんで加入するよ」 「いざという時はよろしく。頼りにしてるから辞めないでね」
こんな言葉をかけられます。 「保険」はカタチのない商品ですので、お客様にその良さを納得していただくのは簡単ではありません。 だからこそ、お客様の価値観や背景、家族への想いなど、沢山の事をとにかく聞きまくります。そのヒアリングを元に、作成したプランに自分の想いを込めます。 目に見えない商品を前に、想像してもらい、ご提案する。 カタチのないものだからこそ、最後は「担当者」で選んで頂くことが多いです。商品に「自分」という付加価値をつけられる。これが、保険営業の醍醐味だと思います。 壁にぶつかった時、自分を担当者として選んでくれたお客様の事を思い出し、「逃げちゃダメ。頑張ろう」と思います。だから、今の私が在るのは、お客様のおかげです。 こんなに営業を熱く語ったものの、現在は学生の採用をしています。 ぜひ、就職中の後輩ちゃん達、説明会へどうぞ(笑)☆

同僚と飲んで、リフレッシュ!ママトークで盛り上がります。(右から2人目が私)

平日は仕事だから、土日は子どもと一緒に思い切り遊びます。 【学生へのメッセージ】 「熱意は人を動かし、社会を動かす」 この言葉は、社会人になった今も大切にしています。目標に到達せず挫折し逃げ出したい時、この言葉に原点回帰し、気持ちを整えます。 IVUSAでは、プロジェクトを通して老若男女あらゆる世代の方と話せる機会があります。これって、意外に他の学生は経験していません。ぜひ、沢山の人と話し、沢山の経験談やアドバイスを素直に聞き、自分の肉として吸収してください。それがコミュニケーション力を上げますし、それが就活の時には大きなアピールポイントになるはずです。 みなさん、学生生活を思い切り謳歌してくださいね!期待しています。