Column.015 12期卒 若森 もも子
- 2018年6月6日
- 読了時間: 4分

【プロフィール】
埼玉県出身。もうすぐアラフォー。
2001年、21世紀初の大学生として法政大学社会学部(多摩キャン)に入学。1年の4月にIVUSAに入会。卒業まで国内外様々なプロジェクトに参加。
卒業後日本語教師の資格を取得し、都内の日本語学校で留学生を中心に「あいうえお」から新聞の社説まで教えてきました。
途中、韓国に語学留学にも行きました。帰国後は姉がオーナーの洋菓子店で販売と経理とお菓子の包装など、ケーキを作る以外の仕事をすることになり、現在は日本語学校とケーキ屋両方で働いています。

3年半前に一からDIYで作ったケーキ屋。IVUSA時代の同期・後輩も手伝いに来てくれました。
左:私。右:某元学生代表。
【私とIVUSA】
衝撃的な一枚の写真がきっかけでした。それは2000年のWE DO MORE(IVUSA広報誌)です。大きなザックをしょってネパールの絶壁を歩く学生の姿にくぎ付けになりました。
大学入学前は、将来私は何がしたいのだろうと考えながら受験勉強をする毎日で、それはつまり、ただひたすら自分のためだけに時間を使っていた毎日でもありました。
自分の中ですべてが完結していたのに、急に外の、未知の世界を見せられて、文字通り魅せられてしまったのです。
当時は国士館から法政に編入した先輩が少しずつ法政の会員を増やしている状況でした。そのため、同じ大学の先輩は1学年上に数名しかいませんでした。
その数少ない先輩に連れられて、国士館へ行き、サトショク(佐藤食堂)へ行き、ご多分に漏れずビールの注ぎ方をダメ出しされ、いつの間にか小菅村にいました。
そこから怒涛のような日々を過ごし、気が付いたときには卒業していました。
当時はプロジェクトの数が今より断然少なく、日程が重なることもなかったため、迷うことなくほぼ全てのプロジェクトに参加していました。
【IVUSAでの主な活動】
インド隊…ハエが止まった食べ物を嫌がっていたら先輩に注意されて、それから色々なものが食べられるようになりました。「貧しい人=不幸」ではないことに気が付かされました。
大連、モンゴル…全く食事がのどを通らず、人知れず2キロやせました。
韓国隊…酔っぱらいの世話に明け暮れる。同世代の韓国人と出会えたことは本当によかったです。
中国隊…豪華ホテルに宿泊、寝坊して同期のリーダーに激怒され涙ぐみました。
小菅村…大好きな場所。たくさんお酒を飲みました。
九十九里…2年から始まり、計3回。たくさんのチャレンジがありました。
新潟中越地震…震度1でも敏感に反応する体になりました。自分ができることは少ないなあ。
新潟水害、雪害…マンパワーはすごい。学生だからできることができたかな。
行きたかったネパールは在学中活動がなく、結局行っていません。

韓国隊。泥まみれでよく働き、よく食べ、よく飲みました。

モンゴル。広くて移動がとにかく大変でした。
【IVUSAで学んだこと】
「誰かのマネをしても、誰もついてこない」ことを学びました。
4年生の時、九十九里のリーダーをやらせて頂きました。リーダーというと、オラオラ系またはカリスマ性を持った先輩がやっていたリーダー像が真っ先に浮かびます。
私は漠然とそのリーダー像だけを心に描いてリーダーらしきことをやっていました。自分は何ができるか、どうしたいのか、プロジェクトメンバーたちとどういう関係を作っていきたいのか、ということを考えていなかったのだと今は思います。一生懸命やっているはずなのに、何かうまくいかない、空回りしている、そんな日々でした。
結果、プロジェクト自体はみんなのおかげで成功したけれど、最終日に代表に4年生たちがこっぴどく怒られ、まるでお通夜状態。全くもって自分で自分をほめてあげられる状況ではありませんでした。
日本語教師になってからも同じ経験をしたことがあります。クラス運営がうまくいかなかったとき、自分や学生と向き合うのではなく、ベテランの先生のやり方を模倣して、やはり空回りしてしまう。
こういうことは自分が今のレベルよりも上のレベルに行こうとしている局面で起こりやすいことに気が付きました。成長できる場面で、自分と向き合えなければ何も変わりません。
うまくいかないとき、やり方がわからないとき、うまくいっている誰かのマネをするのではなく、自分が信じるやり方で自分や相手と向き合っていくこと。それが大事なんだと気が付きました。あとはそもそも、私はリーダー向きではないことも知りました。

同期は兄弟のようです。
【学生へのメッセージ】
10年後、何をしていると思いますか。意外にも人生はあっという間で、私が大学を卒業してからとっくに10数年経ちました。
10年後のことなんか想像もしていなかったので、こんなもんかと日々過ごしています。
未来ある若者の皆さんはぜひ10年後20年後の自分の理想の姿を思い浮かべて、それに向かって生きていけたらいいよねぇ。
私も日々、成長を忘れず、生きていこうと思います。
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