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社会で活躍しているIVUSAのOB・OGによるコラムです。
テーマや内容はアットランダム。
バトンが途切れるまで続きます。

Column.017 15期卒 井上 倫孝

  • ivusa-office
  • 2018年8月6日
  • 読了時間: 3分

【プロフィール】

 2004年法政大学社会学部に入学。

 IVUSAではインド・九十九里・中国・ネパールなどのプロジェクトに参加。3年生より役員・幹部も経験し、4年生の時は第一次・二次三宅隊隊長、韓国隊隊長、フリーペーパー初代学生編集長などもやらせていただく。

 大学卒業後は伊藤忠メタルズ(=非鉄専門商社)に入社、今年(2018年4月)より伊藤忠タイ会社に出向し、家族とともにバンコクに駐在中。毎日が刺激的で、驚いたり、落ち込んだり、ドタバタ、ワクワクしています。

 赴任早々、客にインドネシア人と間違えられ、異国の地でも適用能力の高さには定評あり(=顔だけ)。分類は手足長族(=長身痩躯)、趣味はランニングでタイでも毎月大会出走(できたらいいな)。

【iVUSAとの出会い】

 「ボランティアがしたい」なんていう高尚な想いは一切ありませんでした。「国際」という文字、そしてこの卒業生リレーコラムを執筆した同期、且つ大学のクラスも一緒だった坂田宏輔君の「NPOってかっこよくね?」という言葉に共感して、新歓に参加してみることに。

 そこで出会ったのが、当時12期支部統括局局長だった新妻絢子さんと、のちに13期学生代表となる小久保淳さん。二人が妙に熱くて、よくわからないけどもこの人たちを突き動かすものはなんなのだろう。そんな単純な疑問と好奇心から、入会していました。

【IVUSAを続けた理由】

 「刺激的な環境だったから。」これに尽きると思います。

2012年くらいに行った同期旅行。いまでも同期とはBBQや忘年会で年に数回会っています。

 最初は海外プロジェクトを中心に参加し、特にインドでは貧困や宗教など普段の生活では意識することのない現実を目の当たりにして、自分の価値観の根底を崩されるような経験や、新しいものに触れることで広がっていく視野にワクワクしたのを覚えています。

 その後、IVUSA外で一人旅をしてみたものの何だかもの足りなさを感じ、突き詰めていくと、「何をやるのかではなく、誰とやるのか」が大事なのだなということに気づきました。経験をすること自体もそうですが、それよりも本気でぶつかってくれ、切磋琢磨して成長できる仲間のいる環境で頑張ろうと考えました。

 とはいっても、理不尽な事も多々。深夜に先輩に呼び出しを受けて指定場所に到着したと思いきや、誘った本人は帰宅済、今となってはアルハラ・パワハラと第三者が感じでもおかしくない無理難題を押し付けてくる先輩方。(当時は「愛」だと感じませんでした)

 私にとってIVUSAは決して居心地は良い環境でなかったものの、軸となる考え方も身につき、ふり返ると結果的に得るものが多かったと思います。

※大学4年生最後のプロジェクト ‐ネパール隊‐

【今の仕事】

 商社マンとしてアルミの輸出入をASEAN地域で行っています。

 こうしたいという仕事の絵を描き、既存のモノとアイデアを組み合わせてそれに向かって日々喧々諤々とやるのは、まさにiVUSAの夏プロを作り上げている過程にそっくり。自分が関わった製品が世の中に出回ってニュースとなり、使用している人を見つけるととても感慨深いものがあります。

 ビジネスを通じて社会にインパクトを与えるような、そんな熱い仕事ができればなと思っています。

【学生の皆さんへ】

 「今を生きる・熱く生きる」

 この言葉は今でも大切にしています、子供が生まれてからは更に。

 大学生。ややもするといたずらに時間だけが経過してしまいます。

 今日という日をどう過ごすのか、誰といるのか、そして何をするのか。自分の中で選択をし続けた結果が今の自分であり、この選択の延長線上に自分の未来があると思います。

いいと思う選択をとことん追求し、学生時代をエンジョイしてくださいね。


 
 
 

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