Column.018 12期卒 松田 絢子
- ivusa-office
- 2018年9月25日
- 読了時間: 5分
【プロフィール】

IVUSA12期。当時の役職は支部統括局長。
現在、めっちゃ可愛い息子の母親で社会的役割として妊娠前デトックスラボ株式会社 代表取締役社長。
会社はまもなく5周年を迎えるベンチャー企業。
息子7ヶ月の時に日本の明るい未来のために、育児休業中に起業を決意。息子1歳2ヶ月の時に独立。現在に至る。
■IVUSAとの出会い
きっかけは失恋。
ボランティアに理由はいらない。
現場で元気に汗を流すなら。
もうね、今さらお話しするのも恥ずかしいのですが、私、大学2年生になった頃に当時お付き合いしていた彼氏にフラれちゃいまして、涙涙涙の日々。
自宅でひたすら泣きながらテレビ見てました。
私なりのフラれた理由が「自分に自信がないから」で、その時たまたま、学生の海外ボランティア活動のドキュメンタリー番組を見て、そこに映ってる学生の笑顔が自信に満ち溢れ、本当にキラキラ輝いていました。
で、「あ!私も海外行ってボランティアすれば自信がついて彼とやり直せるかも!?」って思いつき、その夏に海外でボランティアできるところを探していました。
偶然、キャンパス内でIVUSAのモンゴル隊の募集チラシを受け取り、そのまま参加しました。
当時の私としてはもう必死な思いでしたね。
だから、モンゴルでも狂ったようにめちゃめちゃ頑張って自分の中で何かが変わった感覚があったのを覚えています。
頑張っていれば道は開けて居場所はできるって。
ちなみにですが、モンゴル隊の後、その彼から「会いたい」と連絡がきて再会したんです。
願っても無いチャンス!とドキドキして会ったのですが、この人、こんな小さい男だったけ、、、?つまらん」と思い、彼への気持ちがなくなってることに気づきました。

(モンゴルでの写真)
失恋きっかけの入会でしたが、いろんな体験ができそう!とそのままどっぷりはまっていきました。
■学生時代は自分がどうしたいのかわからなかった
私の人生で学生時代は
とにかく「迷い」の時代。
自分がどうありたいかとか、何をしたいのか、何が好きなのか全くわからなくて。
日常はもちろん、イベントの夜に仲間や先輩、後半が自分のことを話してるのが正直とても羨ましく思っていました。
今でこそ思うのですが、私は「自分の人生を歩む」と決めています。
当時、迷いだらけでなかなか前に進めない自分にもどかしさを感じたり、夢を語れる人を羨ましく思っていましたが、それはそれで必要な時間でした。
「自分の人生を歩む」は最近、言葉になった想いで、「あぁ、私は自分の人生を歩みたくて今まで悩んだり、迷ってたんだなぁ」という感じ。
ごくごく自然に心に表れた、ふんわりした感情です。
学生時代、そんな迷いに迷っていた私に付き合ってくれてた仲間には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

(結婚式で同期と写ってる写真)
同期は本当に宝物。やっぱいいもんだなぁと思います。
■超安定志向→独立→起業
起業は夢を叶える手段の一つ。
今、生きてることがめちゃ楽しい!
私、30歳くらいまでは超安定志向。
だから、出産・育児しても続けられる会社を選んだし、大手自動車メーカーの夫を選びました。
それが幸せだと思っていたので。
妊娠、出産、子どもの健康状態から「妊娠前デトックス」が必要と知り、誰でも安心に手軽に「妊娠前デトックス」ができるようにしたい、みんなが妊娠前デトックスを当たり前にする社会をつくりたい!その一心で会社をやめて独立しました。

最初は個人事業主として活動してましたが、世間の目は冷たかったですね。
どんなに熱意があっても属性は子持ちの主婦ですから(笑)
で、あればと、4ヶ月で法人化。
起業は夢を叶えるための手段。
ただのスタート地点。
それからまもなく5年、いい時も大変な時もありましたが、一般的な安定を手放したことで見えた世界はたくさんありました。
でも、その世界はその辺の丘を登って見えた程度の景色。
私が目指す世界はまだまだもっと先にあります。
でも、一つ言えることは、私は今、自分の人生を歩んでいます。
会社のミッションは「妊娠前デトックスの文化を創り、健やかなこどもでいっぱいの社会を創る」
私のミッションは「関わる人の人生をもっとおもしろくする」
このミッションに向かって生きてる毎日がめちゃめちゃ楽しいです。
■学生の皆さんへ
人生は思い通りにならないこともあるけれど、選択したようにしかなりません。
選択する勇気と選択した先で必要な努力をすることで幸せ築かれていくのだと思います。
もし、今、将来の夢ややりたいことが見つかっていなかったら、いつか、見つかった時にそれを叶えられる力をつけておくことが必要だと思います。
力をつけておく方法は組織に入り、自分一人ではできない大きなことにたくさんチャレンジすること。
だから、もし、今は夢が見つかってなくても、なんとなく決めた内定先でも、なんとなくIVUSAにいたとしても、それこそが大きな意味を持っているのだと思います。
どんな生き方をしたいか
どんな社会との関わり方をしたいか
ここは学生のうちに悩みきった方がいい
これは特に女の子。
女性の場合、妊娠・出産・子育てがあるのでライフプラン、キャリアプランはセットです。
もし、何かしらの仕事を一生続けたい、子どもを産んでも仕事を通じて社会と関わりたいと思ったら、新卒で入る会社での働き方はとにかく大切だと思います。
最初の3年、キャリア志向でとにかく頑張ればその先の選択肢は広がりやすくなりますよ。
起業というフレーズを持つ方もいると思います。
起業はあくまで手段です。
やりたいことが一番叶いやすいやり方が起業であれば起業するべきですし、就職した方が叶いやすければ就職した方がいいだけなんです。
以前、「起業は怖くないですか?」と学生さんから質問をいただいたことがあります。
私の答えは「全然怖くない」です。
起業にはルールがあるので、そのルール知ることから始めます。
「起業してみたい」と思ったら、学生時代からでもチャレンジするべきだと思いますよ。
いつか、皆さんとおしゃべりできる日を楽しみにしています。
最後に。
今、我が社ではIVUSA19期の西 夏希ちゃんが大活躍してます。
よかったらホームページご覧ください。

(なっちゃんとの写真)